甘味処

戸惑い

「う…そ…」



あまりの驚きに声がかすれる。



住所を見てきたものの、周りの空気で嫌な予感はしてた。







だけど…信じたくなかったの。






今あたしの視界に入ってるものを。


















あたしが今見た光景は、




ラブホテルから出てきた男女二人。




一人は見知らぬ中年男。




もう一人は……













あたしが心から信頼していて



尊敬している人…





お母さんだった。






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