ラブ☆ヴォイス
「そうそう。その想像で正解。」
「だっ…だって心の準備っ…!」
「お前が初めてなのはよーく分かってる。お前は何にもしなくていい。」
「何にもって…何かできるわけないじゃんっ!」
「だから分かってるって。俺に全て任せろ。」
「無理無理無理っ!絶対無理っ!」
「なんで?」

 一気に不機嫌そうな顔になったあっくん。ど、どうしよ…すっごい不機嫌ですって表情だよこれ…。

「感動的なラブレターも読んでもらったし?俺としてはこの上ないシチュエーションなんだけど?」
「感動的なラブレターなんかじゃないもんっ!はっ…恥ずかしかったんだから!」
「知ってるって。あれ以上恥ずかしくなんかねぇから心配すんな。」
「そんなわけないじゃん!あれ以上恥ずかしいに決まってるでしょ!?」
「別に服脱ぐくらいなんとも…。」
「なんともあるのー!あっくんのバカーっ!」
 
 唯はソファーから落ちたと思われる小さめのクッションをあっくんに投げた。ボスッ…

「あ…。」
「…ってぇ…てめぇ…!」
「ごめんなさいーっ!」

 ま、ま…まさかのクリーンヒット!顔面クリーンヒットはここで出しちゃダメな技だったー!
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