餌は貧血少女!?〜吸血鬼に愛されて〜
消滅の門へ

永久の愛を誓う



―愁side―






ガチャ――・・・・・・






俺は昔から持っているミヤの家の鍵でいつもの様にミヤを起こしに家に上がる


俺は昨日、ミヤと付き合いだした


これまでの俺の想いを告げたらミヤも俺の事を想ってくれていて・・・・・・






要するに両想い






嬉しすぎて昨日はあんまり眠れなかった


俺は眠たい目を擦りながら、ミヤが寝ているであろう部屋へ向かう


今日は学校が休み


まぁ、日曜だから当たり前だけど・・・・・・


だから俺はミヤとどこか遊びに行こうと思って今日ここに居る


これまでも二人で遊びに行ったりした事もあったけど

もうあの頃の・・・・・・近いようで近くない・・・そんな関係じゃない・・・・・・









俺達は・・・付き合っている









バンっ・・・・・・!









『ミヤー、起きろぉー・・・・・・・・・は?』


俺はミヤの部屋の扉を開けて固まった


いつもなら、気持ち良さそうにスヤスヤ寝ている筈のミヤが・・・・・・居ない・・・!?


俺は恐る恐る部屋に足を踏み入れる













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