超溺愛ブラコン妹の彼氏
「何かエッチな夢みそう」
「ははっいいんじゃない?エロ紗輝ちゃんだしさぁ」
「エロは言わないで!触らせないょ?」

「それは困るなぁ。本当の彼氏が出来るまでしかこんな事出来ないんだもん」

この言い方が可愛い。

私だって世那に彼女が出来るまでだもん…

誰にも渡したくないょ、この地位

「ふふっじゃあ世那のテクニックもっと披露していただこうかな?」

「うぉ!?過激なエロ紗輝ちゃんだぁ。ワクワクしちゃうなっ。喜んで披露して差し上げますょ。大好きな大好きな紗輝ちゃんだもん♪」

「ふふっその言い方好きー。可愛いょ世・那」

「そぉ?じゃあ熱ぅいチュウしていい?お休みのチュウ」

「うん、い─」

遮り塞がれた唇。

そして柔らかな舌が入って私の舌を探し見付け絡まった。

静かに離れゆく世那の唇。
それを目で追っていたら

「ん?もっとして欲しかった?」

と聞かれ素直に'うん'と即答してしまった。

「キスと胸とどっちが気持ちい?」

「両方」

恥じらいもなく聞かれた事に即答の私。

世那にドップリはまってる証拠だね…

「やっぱエロだね、紗輝ちゃんも。その目もヤバい。理性飛びそう」

「ずっとお触りしてるからじゃない?」

途端、口角が上がり揉む手が早くなり悶えがとまらなくなってしまった。

あぁん、あんっ、ひゃぁん…

「やめ…て?ごめ…なさい」

「俺的にはやめたくないなぁ。この声好きだしぃ紗輝ちゃんの何とも言えない顔見続けていたいけどぉ。そろそろ寝かせてあげようかなっ。最初だしねっ?」

手の動きは元に戻った。

「最初って?」

「俺のテクニック知りたいんでしょ?だからぁ次もあるって事。お望みじゃないの?」

「望んで…ま…す」

「よろしい寝よっか?」

数秒見つめあってから

「おやすみ…世那」

「おやすみ…紗輝ちゃん」
いい合った。

瞼を閉じ全てを世那に預け眠りに落ちた。



☆世那

紗輝ちゃんの成長の度合いに驚いた。

あんなにナイスバディーなんだもん。

隣で眠っているのが妹だなんて。

理性を抑えるのが大変だょ…

昨日は空那とも、こういう事してたの?
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