続・天使が舞い降りた。
そんな俺の気持ちに気づいたのか、俊介が口を開いた。
「さっきも言ったけど、俺は2人のこと応援してるからさ」
「…」
「裕子と別れるの、凛への想いがあるとかじゃないから。もうきちんと振り切ってるし」
「…」
「それは凛も同じ。…な?」
「ああ…」
俺はそう答えるが、心の中はどうしようもない不安で一杯だった。
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12月24日、クリスマスイブ。
でー、凛の20回目の誕生日。