続・天使が舞い降りた。

「うん。誰も張ったりしてなかったよ。念のため、これ」

帽子を深く被った凛は、指で帽子を指し笑顔を見せた。

「部屋、ちょっとゴチャゴチャしてるけど」

ハードスケジュールでほとんど寝に家に帰ってくるような毎日だったから。

部屋中に楽譜やギターが散乱してる悲惨な男の1人暮らし。

「ほんと汚い~」

凛はそう言って散らばった楽譜を拾う。

「少し片付けていい?」

「あ、いいよ。そんな」

「ダメ?」

「ダメじゃないけど、ホント汚いし」

「いつも美紀ちゃんがしてたんでしょ? 私もしたいっ。…なーんてね」

子どもみたいにそう言う凛。

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