続・天使が舞い降りた。

「すみません~」

凛が横からそう謝る。

「凛ちゃんは謝んなくていいの。あっ、それにね!」

山村さんは呆れ顔で、後ろの方を指差す。

そこには同じく呆れ顔の俊介と賢治。

「もう会場行く時間なの! ほらっ、2人とも待ってるんだから!」

「俊介、賢治。今の見て…」

「…ったく。どっかいっちまえよ、2人!」

俊介は苦笑しながらそう呟いた。

不思議とどこか吹っ切れたような表情で。

俺と凛は目を見合わせて、改めて赤面する。

「ほら、凛ちゃんも早く行かなくていいの?」

山村さんの言葉に、凛は腕時計に視線を落す。

「ああっ! やばいっ!!」

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