続・天使が舞い降りた。


目覚めたら隣に凛がいて…

何だか夢じゃないか? って思ってる自分がいる。

幸せすぎて、逆に怖くなるってこういうことかもしれないな。

初めて凛と1つになった夜を、

初めて凛と向かえた朝を、俺は一生忘れないと思う。






「…あ!」

毛布を被って、カーテン越しに外を覗く凛が大声を出した。

「下、すごい人いるよ!」

その言葉に俺も恐る恐る下を見下ろした。

マンションの前には数人のマスコミ。


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