続・天使が舞い降りた。


「やっぱしなぁ」

「とりあえず、ここどう乗り切るかだよね」

凛は苦笑しながら俺を見た。

「…大丈夫だよ。俺が守るから」

俺も冗談ぽく、昨夜と同じ言葉を呟いた。


「何があっても凛は俺が守るからー」






何があっても俺が守る。

愛し続ける。

あの日、俺の前に舞い降りた天使を俺は一生守り抜いてみせる。

そう決めたんだー。



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