続・天使が舞い降りた。
こんな勝気なキャラじゃないんだけど…。
そんな俺を見て凛も吹き出す。
「…笑うとこじゃねーんだけど」
「ごめんなさい! でもなんかっ…、潤一さんらしくない」
そんなことは自分が1番よく分かっている。
今も恥ずかしくてどっか消えたい心境なんだから。
「…分かりました」
凛はそう言って笑顔を見せた。
「潤一さんがそこまで言ってくれるなら」
凛からのOKの返事。
俺は思わずガッツポーズをしたくなってしまった。
さすがに29にもなってそれはしなかったけど。