君までのキョリ




「よーい‥‥」

パンッ

野球部に行くまでの通り道。

ピストルの音が聴こえた。
そばで陸上部が走っている。

「うわ‥‥。さすが陸上部だよね。速すぎるって」

「やっぱり、凜も思った?」

「当たり前!」

少し気になったので、近づいてみる。
そこには見たことのある人物がいた。





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