夜空と夜桜
―――水族館を出る頃にはもう暗くなっていた
「うわ…
もうこんなに時間経ってたんだ~…」
俺がそう呟くと、夏琉ちゃんは少しあせって言った
「もう家に帰らないと……」
時計の針は6という数字を指している
「まだ6時だよ?
早くない?」
そんな…高校生なんだし、もっと遊んでもいいんじゃね?
俺なんて遊び放題だったけどな
…親、いなかったし……
「今、親が旅行に行ってるから…
ご飯、手伝わないと…」
俺、まだ一緒にいたいんだけど……