期待 ー絶望ー ー裏切りー
今なら、授業が始まっているから誰もいない。


グランドが一望できる方角に向かって歩きフェンス越しにグランドを見てから・・・


フェンスを越えた。


葵様と一緒に居られないのなら生きている意味なんてない。


フェンスがないだけで、さっきよりもグランドが広く見えた。


もう少しだけでいいから葵様の隣に居たかった。


でも、たぶん彼女の方が葵様を幸せにできると思う。


もう後悔なんてない・・・!


っっ!!!!


私は・・・・飛び降りた。


落ちながら私は願った。


“二人が・・・一生幸せで有りますように”


と、同時に・・・・


私は絶望のどん底に突き落とされた。




END
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