愛しのマイ☆ドクター
『聞きたいなら はっきりそう言えば?』



もう観念するしかなかった



『うん・・・』



『あれはね

同じ事務所の男の子

まだそんなに売れてないけど

同期みたいなもんだから

一応仲良いほうなの

ただの友達

それだけ』



『あぁ・・・ そうなんだ・・・』



でも

美羽がそう思ってても

彼のほうがどう思ってるかは

わからないよね



心の中で言ってみた



『なに? まだ何かひっかかるの?

美羽 別にかくしてないし

うそもついてないよ』



『いや そんなこと

思ってるわけじゃないよ』



『本当に?』



『うん・・・ 本当に・・・』
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