愛しのマイ☆ドクター
『では・・・いつにしますか?』



僕はこの部屋にいる

全員を見回しながら質問してみた



『あ 一つ言い忘れていましたが』



と 院長先生が言った



『社長にはすでに申し上げましたが・・・』



『山本さんは今福島県の病院に

入院中だそうですが

こちらへ転院していただくのは

いかがでしょうか?』



そこへ社長さんが横から口をはさんだ



『山本さん 費用のご心配はいりません。

わたしの事務所は美羽のおかげでそれくらいの

利益を上げさせてもらっていますから』



美羽のお母さんは

それを聞くと目が潤みだした



『ありがとうございます・・・。

こんなご親切に対応していただけるなんて・・・』



美羽から

お母さんの過去の経験を

聞いていた僕には

その気持ちがよくわかった





結局その夜は

お母さんは近隣のホテルへ泊まって

明日の午後にこの部屋の全員が立ち会って

僕の口から美羽に病気の告知をすることに決定した
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