Lovely Teacher !~先生好きです!【完】

「あや~」

美琴はちょっと大きな声を出して呼ぶと笑顔の彩がこちらに手を振ってこちらに向かって来た。


「なに、美琴私のナイスプレー見に来てくれたの?」


「違うよ、もう帰るから彩に会ってから帰ろうと思って。あのさ、私さっき先生と話して好きって伝えたけど駄目だったよ。でも私諦めない先生を絶対振り向かせて見せるよ。とりあえず彩には言っておきたくって。あとまだ話したいことあるんだけど今はまだ言えないから今度ゆっくりと話すよ。じゃ練習頑張って」


彩は美琴が振られてしまったと聞いてショックだったが思ったより美琴が落ち込むことなく普通でいたので安心していた。


色々美琴の中で葛藤があるのだろうが彩はこれからも美琴を応援しようと思った。


「美琴も頑張って!絶対振り向かせてみなよ!私、美琴の元気なところが好きなんだから落ち込むことがあったら何でも私に相談してね」


「うん、それじゃまた月曜日ねバイバイ~」


美琴は彩に話したことで胸の痞えがちょっと取れた気がした。





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