Lovely Teacher !~先生好きです!【完】

待ち合わせした場所に急いでいくと既に先生は車で待っていた。


この間、一回乗ったので車のドアの開け方はマスターした。


「先生、ごめんなさい待ちましたか?」


「別に?そんなに待ってないよ俺も今来たところだし。さて青葉シートベルとした?車出すよ。代官山に俺の行きつけのショップがあるからそこ行っていい?きっと青葉も気に入ると思うよ」


「私、ドレス買うの初めてでよく分からないから先生にお任せする。先生が見立ててくれたらうれしいな~」


「いいよ、青葉に似合いそうなドレスあると思うから見にいこ」


車内では静かな音楽が流れていた。


外はもう暗くなっていて時より対向車のランプが車内を通りすぎてそのたび先生の端正顔が浮かび上がり美琴はそれをずっと眺めていた。

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