私のSweets Boy
「だって、小百合、どこのお店かもわからないんだよ」


「大丈夫、麻紀、顔はわかるでしょ?」



「う、うん」



「都会みたいに何百件とお店があるワケじゃないから
お店の出勤時間を狙ってみるのよ。

麻紀のお店からそんなに遠くないお店だと思うから、
その周辺を狙っていくといいわ」


顔が、探偵のように真剣になり、


残っていたランチを食べ出した小百合。


「そんなに上手くいくかなぁ・・・」


「大丈夫、上手くいくと思えば、上手くいくのよ!」


度胸とカンだけは、強い小百合と一緒なら


彼女を見つけられる気がした。



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