Milky Milk ~間違いないのは1つ~

●●^*~●●

「あれ?オーナーアイラは?」

「アイラなら、ウミちゃんとおつかいだよ」

呑気に答えたオーナーの言葉に、鈴乱は眼を丸くした。

「まじ??外なんか行かなかったのに」

「自ら進んで行ったよ。それより何か用かい」


「アイラにお客さん」

オーナーは冷たく笑った。いつもの陽気ではなく、冷酷な。

そうか…、オーナーは立ち上がった。


「まだ来るんだね…しつこいな」

「来るとわかってて、アイラを外に出したんだ」

「だって…。またアイラに暴れられたら、この家壊れるじゃんか。…せっかく新しくしたのにさあ」
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