青柳高校生徒会補助役員!!〜中〜
―茶道部室―
欅先輩に連れられ、私達は茶道部の部室に足を運ばせた。
部屋の中は[茶道]部というだけに、なかなかのクオリティーがある和室部屋だった。
欅:
「失礼します。生徒会役員です」
茶道部員:
「はーい!!!!珠恵〜♪やっときた〜♪」
青ネクタイの茶道部員が欅先輩に駆け寄った。
どうやら、知り合いらしいな……
茶道部員:
「本当に来てくれるんだね〜!!!!」
欅:
「えぇ。そのための目安箱ですから……。こちらにいる2人が、本日の依頼を遂行します」
茶道部員:
「おぉ〜!!なるほど〜!!!!」
両手をパンッと叩いて何かを納得する茶道部先輩。
桜庭:
「あの……欅先輩??今回の仕事って………????」
欅:
「…………説明が遅くなりましたね………申し訳ありません………」