Time to be in love
「それはそうだけど・・・・・・」



「美穂、本当は何考えてる?



神無月さんのところに梨香を預けることにさえ反対したいのにどうして俺まで」



「神無月さんのところには女性だけの部屋の集まりがあるし、そこの人たちはいい人だと言うことも知ってる。



一応中でもアレをつけさせるつもりだし、帰ってきたかったら帰っていいことにしてる。



星野のことは・・・・・・」



「俺のことは?」



そこまで言って美穂は口を閉じてしまった。




自分の気持ちの肝心なところだけ言えないのは今も昔も変わらないらしい。



俺も人の事いえないけれど。



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