ツンデレ★王子 -2nd-
「愛里ちゃん!?顔真っ赤になってるけど大丈夫!?」

「え!?」


急いで両手で頬を隠す。

思い出しただけで顔が熱くなる。

どうやら相当嬉しかったらしい…


「私ね、そのことずっと気にしてて…」

「だ、大丈夫ですよ!全然気にしてないですから!」


むしろ助かったというか…

あのまま二人でいたら、あたしの心臓破裂してたと思うし…


「夏目くんとはうまくいってるみたいね」

「ま…まぁ」

「もしかして…」


リンカさんは少し間を開けて、次の言葉を言った。
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