reary love
「遅れてすいません」

すでに会議が始まっていて

うちはちいの隣を座った。

小声で「どうしたの?」

ってちいから耳元で話された。

「何でもないから、大丈夫だよ」

「そっか」

うちはホワイトボードよりも前で楽しそうに

しゃべっているあの二人のほうが気になった。
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