君想う



いくら抵抗しても男の力には勝てない。



それでも抵抗し続けていると…奴らは私を殴りだした。



もう叫ぶ気力もない。



そんな時、布が破れるような音がした。



制服が…引きちぎられている。




「い、いや…。」




私は小さく呟いた。



麻貴…怜君…助けて…。



怜君…助けてっ!!




―バキッ
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