金髪の君*完結



「子供っぽい…」


白に水玉模様の水着を見て呟く。


「可愛いんだけどな…」


水着に向かって呟いていると、メールを受信し着うたが流れる。


水着をベッドに投げ捨て、メールを開く。


FROM 秋元静香
件名 無題
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じゃぁ、3日10時に葵ちゃんとこの最寄の駅に集合ね。

車は一成くんが出してくれるみたい。

あと、友達の未来ちゃんもどうかな?

じゃぁ、当日に。


END


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「誘ってみるよ、ありがとう、じゃぁ当日、ばいばいっと…送信。」


アッキーにメールを返信し、未来にメールをする。

するとすぐに返ってきたメール。
返事には『もちろん行く!』と書いてあった。


楽しみで緩む頬のまま準備を再開した。


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