金髪の君*完結
「怪我の原因は教えてくれないの?」
「教えないわけじゃねぇ。」
「じゃぁ教えてよ…」
弱々しく言う私を見つめる心。
「一樹は…「--ぅ…」」
「かずくん!!?」
微かに聞こえた声に瞬時に未来が反応し、私は視線を心から一樹に向けた。
「--未、来…--い゙っ゙…」
額の包帯を触りながら体を起こした一樹は、顔を歪め再びベッドに沈んだ。
「がずぐーーーーーん゙!!」
「痛い!未来!!痛いから離れて!!」
ベッドに寝込んでいる一樹を上から被さるように抱き着いた未来。
そんな未来に悲痛の叫びをあげ、離れるよう促すが
「よ、よがっだぁーーー!!」
泣き叫ぶ未来をそっと抱きしめた。