秘蜜な2人の35㌢



「ほら立ち話なんかしてないで教室に戻りなさい。」



2人で素直に返事をして教室に戻ろうとしたとき





「あ!そうだ蒼井さん、ちょっと。」



あたしは先生に呼びとめられた。




高橋君は先に戻り、あたしは先生のもとへ行った。




すると先生は、周りに聞こえない声で




「せっかくの甘い声が聞けなくなるから喉つぶすなよ?」


おでことおでこがくっついたまま



にやりと笑ってそう言った。




「ばかっ////////」




「また欲しくなったらいつでも来いよ?飴あげるから。」



またにやりと笑いこう言った。




「口移しで♪」




「この・・・・変態教師ッ!//////」



真っ赤な顔を見られる前に教室に戻った。




その後はもちろん何も手につくことはなかった・・・・・。






〈ぶどうの甘い罠〉fin.



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