―百合色―
何考えてんだよ…俺。


意味分かんねぇ。



『お前何してんだよ?終わったら門って言っただろ?』


俺は早速百合に怒る。


『ごめんごめん…』


『ったく馬鹿百合!』


つい勢いで出てしまった言葉。


当然百合も言い返す。


『馬鹿ってなによ!?
あほ光輝!』


今度はあほかよ…


『俺があほ?!!ありえねぇ!』


俺達のやりとりを不思議そうに見る、部活をやっている生徒達。


そんな時、


俺の名を呼んだ人がいた。
最近、聞いた声─。


『光輝?』


それはもう見なくても分かる。



『おっ修!』


修だから。


この声の主は、修しかいない──…



さぁゲームスタートだ。
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