本当の愛

「あ、そーいえば…」


一つ気になることがあった


「なんで青葉って学校来ないんだろ…」


部活には行ってるし
友達もそれなりにできるはず


決していじめで不登校になった
とかには見えなかった


「聞いていいものなのかな…」


家の事情とかだったら聞いちゃいけないって気もする


だけど青葉のことを知りたいっていう自分の欲もある


「…聞いてみるか」


この時の私は全てを青葉にとられていた

心も全て


だけど単刀直入に聞くなんてできるわけもないから
遠回しに不自然じゃない文章を考えていた


バンッ


青葉のことで頭がいっぱいで幸せだったのに…


部屋のドアが勢いよく開き
見るとそこには大きな男


知らない男なんかじゃない


むしろ…知りすぎてる


知ってるのがムカつくぐらいに


「おとう…さん…」
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