Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






あたしには絶対に出せないような低い声。


日向の言葉に、固まっていた彼女達の顔色が青くなっていく。


「聞いてんの?」


俯いて座っていた日向は二人にそう聞くと立ち上がり…


――ガコッ!


「聞いてんのか!?」


叫ぶと同時に、今まで座っていた椅子を蹴り倒した。


途端に跳ね上がった彼女達は声が出ないのか、首を何度も縦に振り頷く。








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