Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
ちょっとやり過ぎな気もするけれど、日向は決して女の子に手を上げない。
…まぁ、周りにある物達が被害を受けるから可哀相だけど。
どの部分で日向がキレているのかよく分からないあたしは、その様子を見守るだけだ。
「今度その話口にしたら…おまえ等の事ぶっ殺すから」
日向はそう吐き捨てると、机を蹴ったせいで落ちてしまった手提げを乱暴に拾い、教室を出た。
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