大好きだよ。
「杉野!杉野!」

後ろから誰かが私を呼ぶ。
いや、誰かっていうか、その声は…。

相馬先生。

「先生?どうしたの?」

「や、もう外暗いしさ、
ちょっと送っていこうと思って。」

優しいんだ、私は思った。



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