ピンクマーブル
バターンッ
『いったぁー…っ』
思いきり腰を打った。
痛いけど…その前に
恥ずかしい。
『ほら、神田!
早く立て!』
『お、押忍っ』
立とうとした瞬間、
練習の終わりを
知らせるタイマーが鳴った。
挨拶、掃除を終えて、
寮に戻る準備を始める。
『やっばいな…超痛い…。
ミットに変な所
当てちゃったのかな…』
腰はともかく、
ミットに当てた
足首の方が痛む。
私の足は前々から
捻挫をしやすいので
こういうことは
何度もある。
『部屋に湿布あるかな…』
荷物を持って、
柔道場を出ようとした時
天佳が厳しい顔をして
こっちにやってきた。