ピンクマーブル



『ったく…!
 こういう事はよー、
 早く俺に言わなきゃ
 ダメだろ!!??』




"俺に"って……。




『ご、ごめんなさい…』


『まったく……。
 自分の足の体質くらい
 把握しとけよな』




ため息をついてから
天佳はすっと立ち上がり、
先生の机の横にある
棚に向かった。


天佳…、自分のことは
後回しなのに…。


しばらくあさってから
こっちに戻って来て、
また私の足の前に座った。




『俺がテーピング
 してやるから、
 お前、動くなよ』


『え、う、うん…』




天佳があまりにも
真剣な顔をするから、
私は思わず素直に
従ってしまった。


でも、天佳のテーピングって…。




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