続・特等席はアナタの隣。
またもやカーッと顔が赤くなるのが分かった。

まさかそんなことを言われると思ってなかったから、かなり恥ずかしい…。


「そ、それはどうも…」

何て答えればいいか分からず、照れながらお礼を言っていると、和泉君はおかしそうに笑いながら私を引き寄せた。



「モカじゃなかったら、教える気も起こらない」

「うっ…」

恥ずかしくて固まってしまった私を、和泉君はギュッと抱き締めてきた。


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