続・特等席はアナタの隣。
「モカ…」

教室に入った途端、和泉君は私を引き寄せ、ギュッと抱き締めてきた。


「あ、あの…和泉君?どうしたの?」

「やっと会えた……あー…癒される…」

私を抱き締めながら、和泉君は静かに呟いた。


……なんだか、ずい分お疲れのようだ…。

たぶん、昨日の祝勝会で疲れきったんだろう…。

そりゃそうよね。
たくさんの女の子と仲良くなるくらいだもんね。一緒に写真撮ったりして?さぞ楽しかったでしょう…。

どんどん想像が膨らんでいく。


なんか……ムカムカしてきた…。


「盛り上がったみたいで良かったね」


ボソッと冷たく呟くと、和泉君が身体を離してじっと見つめてきた。


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