続・特等席はアナタの隣。
悪いことしている訳じゃないのに、何だろう…この責められた感じは…。

いまいち腑に落ちないまま帰り仕度を済ませた。



あれ…ちょっと待って…。和泉君、迎えに来るって言ったよね…?

こ、ここに…?


周りを見ると、講義終わりということもあり、帰る人で溢れている。

何度か和泉君は家政学部があるこの場所に迎えに来たことあるけど、女子が多いため必ずと言っていいほど注目される。

いつも居心地が悪い思いをしていた。



私の方から和泉君の所へ行こう…!

和泉君に連絡しようと携帯を取り出しながら急いで家政学部棟を出ると、横から出てきた手にむぎゅっと腕を掴まれ、グイッと強く引き寄せられた。


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