続・特等席はアナタの隣。
「いつか紹介しろよ?和泉が選んだ女なら、是非会ってみたい」

「意地でも会わせたくない」

「薄情な弟だな。いくら何でも弟の彼女にまで手は出さねえっつーの」

「……どうだか」


まだ楽しげに笑っている兄貴を置いて2階にあがり、自室に入った。

ったく…どいつもこいつも……。


モカの兄貴もだけど、俺の兄貴も面倒くさい。家族に頭を悩まされるとは…。


ベッドに倒れこむように転がり、深く息を吐きながら目を瞑った。



あー…。

モカに会いたい…。



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