続・特等席はアナタの隣。
「ただいま〜。……って何?お出迎え?」

「なわけねえだろ。何で今日も帰ってきてんの?」

「あれ?俺昨日言ってなかったっけ?うちのマンション、今工事中でうるせえんだよ。しばらく避難するから」

「マジかよ…そんなの我慢して今すぐマンションに帰れ!」

「はあ?何言ってんだよ。ここは俺の家でもある」

追い出そうとする俺なんて全く聞かず、兄貴はすたすたとリビングに入っていった。



「頼むからどっか行ってくれ!」

「何なんだようるせえな…。こっちは疲れてんだよ。悪いけど今日はお前にかまってやれない」

「かまって欲しくて言ってんじゃねえよ!」


必死で説得しようとする俺を、兄貴は怪訝な表情で見つめてきた。

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