イニシャルはKK
あれは私が3歳の頃。
近所の公園で遊んでいたら
学校帰りの男の子が優しく声を掛けてくれた。

とても優しい微笑みで。

それから、その男の子は毎日、学校帰りに公園へ寄るようになった。
ランドセルをベンチに置いて、ブランコを漕いだり、滑り台を滑ったり。
一緒に砂遊びもしてくれた。

「どうしていつも一人なの?」

「まま、ぉしおと(お仕事)」

「家で一人なの?」

「ばーばといっしょ」

「そっか、おばあちゃんと一緒なんだね。
家はこの近く?」

「あっこ」

「ふ~ん。公園の目の前なんだ。いいね」

会話が成立していたのかどうか、よく分からないけれど…。
その男の子はいつも優しく話してくれた。





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