メロンソーダの恋~三回は好きの証~
今日の給食のメニューは・・・
パン、いちごジャム、卵スープ。
アタシの大好きなメニュー。アタシは休み時間と給食にために学校に行ってるようなものです。
淳夜と一対一に座り、変な空気になってしまった。だって・・・瑠璃先生が
『先生邪魔しちゃいけないから、職員室で食べてくるわねぇ』
なんて言うし、途端に淳夜が大人しくなるし。
そんな事に構わず、牛乳を開けて飲み始めるアタシをジッと見つめてくる淳夜。
「なに?早く食べなきゃ冷めちゃうよ?」
もう一度牛乳を飲むと翔の口が動いた。
「修学旅行の日、誕生日だぞ?」
「誕生日?誰の?」
「俺の口から言わなきゃいけなの?」
誕生日?誰の?ひかるは8月だし、流は…7月
淳夜は11月だけどもう少し後の方だし・・・。
?アタシの頭の中はハテナマークでたくさんだった。
「瑠杜・・・。」
は・・・・?はいぃぃぃぃ!!??
あ、あ、あ、雨恋君?なんでアタシにそんな情報を教える?
だって、もっと藍とかそっちに教えるべきじゃないか?
淳夜、まさかの人選ミス?!