メロンソーダの恋~三回は好きの証~
淳夜とは行動グループが全部一緒。男子の中でも話しやすいから、いいけど。
「―――――はい!じゃあ今の決まりを守って頑張ってください」
「「はーい」」
始まりました、自主研修。まずは未来館に行く事にした。
「楽しみだねぇ」
「そう?誰かさぁ、どこに何があるのか知ってんの?」
「俺知らなぁい」
「俺も」
役立たずめ!しっかりしろよ男子!
結局、地元の人に聞きまくってやっと着いた。
危なかったよ、反対方向に進んでたし・・・地元の方々に感謝状を贈りたい!
見学して一時間がたった。集合時間は3時。今現在1時半。
「ねぇ、もうそろそろご飯食べに行った方がよくない?」
「ここからどう行くの?」
「とにかく外に出よう。また誰かに聞けばいい」
アタシ達4人はとにかく外に出た。ホントに分かんない。
時間ないし・・・
さ迷っていると他のグループもいた。
「なぁ飯食った?どこにあんのか分からない」
「アタシ達もまだだよ!一緒に行かない?」
「あっ!ねぇあれってビックの看板じゃない?」
ビックはすっごいおいしいハンバーガー屋さん。人気№1!
気付けば3グループも一緒になっていた。ビックの看板に向けてもうダッシュ!
歩道橋を一気に上り、信号も黄色で渡った。先生いなくて良かったよ。
やっとの思いで着いたその看板に書いてあった事・・・