メロンソーダの恋~三回は好きの証~
「おはよ~心愛起きた?」
「見れば分かるでしょ!起きてますよ」
瑠杜君はパット手を離した。
「アタシ達もう先に帰っとくから、食べて来てね」
「えっぇ?ひどいよ待っててくれなかったの?」
瑠杜君は先にご飯取りに行ってた。ほんと、マイペースだな・・・。
ひかる達は帰ってしまった。
まだいる人は、アタシ達と藍だけ。
「本城、取りにいかないの?」
「う、うん行くよ。ってよく朝からそんなに食べれるね」
ニコッと笑ってアタシの前の椅子に座った瑠杜君。
それに比べてアタシは、オレンジジュースとパンとジャムだけ・・・。朝そんなにお腹の空かないアタシは少しで良かった。
「本城そんだけ?良く一日元気に過ごせるね」
「うん。まぁね」
あんだけたくさん入っていたお皿もキレイになっていた。