ちぇんじ☆
 朝ごはんを食べ終わってコーヒーをすすりながら、
 お母さんに現在までの一部始終を話した。

「ごめんね、デキの悪い息子でさ」

 コトの次第を話し終えてお母さんが一言。

――い、いや謝らなくても!!

 どちらかというと勝手に入り込んだコッチが悪いわけで。

「いえ、その……こちらこそスイマセンと言うか、なんというか……」

 あれ?なんか調子狂うなぁ。
 こんな状況なはずなんだけど、結構大変な状況と思うのだが、
 このお母さんさして問題とは感じていないみたいだ。
 強いというかズレてるというか……なんだか頼もしい。

「で、今日は学校休むでしょ?」
「あ……はい」
「だったらちょっと付き合いなさい?」

 強引に話を進められてる。
 隼人くんの話とは少し印象が違うなぁ。

――付き合うって……何をするんだ?
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