わたしの、センセ
「すごいですね」
隣の席の三田先生が床を蹴って、回転椅子を僕に近づけてくると、きらきらした瞳で僕に言ってきた
「そうですか?」
僕は首を傾げると、空っぽの抽斗を開いた
何も入ってないから、少しさびしい気がする
「新垣先生は、いつもタジタジで結局、飯島主任が間に入ってたんですよ」
最終的に間に入るくらいなら、飯島主任のクラスに葉月さんを入れればいいのに
「切り返し方が上手なのね」
僕の向かい側の机の飯島主任が、会話に加わってきた
「テニスの試合と一緒ですから」
僕の返答に、三田先生も飯島主任も不思議そうな顔をして首を傾げた
「打たれたら、打ち返す。それだけです」
僕は席を立つと、にっこりとほほ笑んで職員室を出た
『すごい』という羨望の眼差しが痛いくらいにあちこちから刺さってくるのが、嫌だった
嫌いじゃないけど、好きでもない
あれくらい…できなくちゃダメだろ
隣の席の三田先生が床を蹴って、回転椅子を僕に近づけてくると、きらきらした瞳で僕に言ってきた
「そうですか?」
僕は首を傾げると、空っぽの抽斗を開いた
何も入ってないから、少しさびしい気がする
「新垣先生は、いつもタジタジで結局、飯島主任が間に入ってたんですよ」
最終的に間に入るくらいなら、飯島主任のクラスに葉月さんを入れればいいのに
「切り返し方が上手なのね」
僕の向かい側の机の飯島主任が、会話に加わってきた
「テニスの試合と一緒ですから」
僕の返答に、三田先生も飯島主任も不思議そうな顔をして首を傾げた
「打たれたら、打ち返す。それだけです」
僕は席を立つと、にっこりとほほ笑んで職員室を出た
『すごい』という羨望の眼差しが痛いくらいにあちこちから刺さってくるのが、嫌だった
嫌いじゃないけど、好きでもない
あれくらい…できなくちゃダメだろ