わたしの、センセ
第九章 結婚式
―さくらside―

センセ、わたしがもっと強かったら、きっとセンセを困らせなかったよね?

ごめんなさい

弱くて…泣き虫で、ずっとセンセを困らせてた

今日、わたしはセンセ以外の人と一緒になります

本当は、センセと一緒になりたかったよ

センセが一番好き

センセがいいの

センセ以外の人なら、誰と一緒になったって同じだよ

でも…わたしの気持ちはきっとセンセを困らせるだけなんだよね?

わかってる

センセを困らせたくないの

だから、このメールで最後にするね

センセにメールするの…これで終わりにするから

ごめんなさい

センセ、好きです

それと…さよなら、わたしのセンセ



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