美人薄命
部屋の中は木の香りが充満して様々な木や道具があった。
その中に髭男はいた。
「今、手離せないからその辺置いといて。」
「あ、はい。」
返事をしたものの机の上には置けそうにないし、他にはテーブルも見当たらない。
「あの置くとこないんだけど。」
「あ?…あ、ビジンさん何してんの?」
作業する手を止めて髭男が初めてこちらを向いた。
「ミトだってば!それよりHangoutからランチの配達頼まれて…これ。」
紙袋を髭男へと差し出す。