美人薄命


「陽くんだってミトの父親みたいな気持ちのくせに〜。」


「…まぁな。何かほっとけないというか、幸せになってほしいからな、ミトちゃんには。」


「それは分かる。あの子見てると私が守ってあげきゃって気になるもん。
ま…好きな男の前では強がるからそこが伝わらないんだけど。」


「あぁ…」


「でもミト、白井くんのこと"春人くん"って呼んでたね♪」


「俺、髭男気に入ってたんだけどな。」


「あはは、なにそれ?」



ミトと白井くんが今後どうなるかは判らない。
けど友達として仲良くなってくれたらいいなと思う。

私の大事な友達と陽くんの友達が此処で出会って人の輪を広げてくれたら嬉しいし、そんな居心地のいい"たまり場"であってほしいな。

もちろん商売繁盛するのが1番だけどね!



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