─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』

「あ、あたしは、ちょっとだけ、カジッタだけようぉ~」



実は、あの時
迷子になった時に
北村さんからいろいろ教えてもらった後

このハウステンボスの事、もっと知りたくなって、いろいろ知りたくなって本屋さんで調べたんだよね。



「へぇ~凄いじゃん」


「いやぁ~それほどでもぅ~…

それに、あたしなんかよりも、北村さんの方、が色々物知りだよ。


あたしに、あの噴水の事を教えてくれたの、北村さんだし。

それに、今、咲いてる冬の花も。北村さん、知ってたし…」

「いやぁ~、俺は、ほら。親父のウケウリだから。」



「あっ、その言葉、あの時も言ってたよね、北村さん。」


「そう?…かもなぁ~」


と、屈託のない笑顔が、またあたしの心を鷲掴みにするよ──…。




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