─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』
「あれ?ごめん。俺…1人夢中になってペチャクチャ喋って…
参ったなぁ~」
と前髪をカキカキする仕草がまた可愛いくて
首を横にしながら
思わず笑ってしまった…。
「うぅん…そうじゃないの…ただ…可愛いくて…
あっ、男の人に
可愛いって失礼ですよね。
ごめんなさい。
けど、ホント
なんだか可愛いくて
そんな風に夢中になって話せる事があるのって、凄くいいなぁ~って
そう思ってしまって…」
「そう?」
「はい。なんだか…自分が高校生に戻った気がして…楽しいです」
「そうなんだ。
じゃあ、今日だけお互い、高校生に戻ってみようか?」
「えっ?」
「あの時みたいにさ」
そう言って、北村さんがあたしの手を握りしめた───…。